建設現場での救世主!衛星インターネットサービス「STARLINK」

image:mahaveer8/pixabay.com

今やネットワークは仕事にとって不可欠な重要インフラです。

建設現場でも、最近ではPCだけでなくスマホやタブレット、電子ホワイトボードなど、仕事に必要なデバイスが増えてきています。しかし、建設現場は未開拓な地域を開発する側面も持っており、そのためまだ通信が届かない山間の場所などでの作業も存在します。

そんな圏外の場所でのネットワーク利用を可能にするのが、スペースX社が提供を開始した「STARLINK」。最近話題のイーロン・マスク氏がCEOを務める会社です。

それでは、実際の設置の様子と効果をご紹介いたします。

目次

意外と簡単設置

早速箱を開けてくと、、、
なんと構成部品は3つだけ!かなりお手軽で、持ち運びも容易です。

まずは、アンテナの設置場所を決めていきます。

なんだか星を吸い込んでるみたいで楽しいです。
こんな感じで、アンテナの設置場所を決めていきます。

設置が完了したら、あとは電源プラグに差し込むだけ!!
めちゃくちゃ簡単です。

超高速ネットワーク

そもそも従来のネットワークと「STARLIINK」の違いがどのようなものかというと、

従来のインターネットは、有線接続の場合、光回線が自宅の近くまで引かれている地域でしか利用できませんし、無線接続の場合も、アンテナ基地局の電波が届く範囲内でしか利用できません。そのため、主に都市部人口密集地などのインフラが整備された場所に提供されていることが多く、地域によっては離れた場所では十分な通信が難しい状況です。

一方「STARLIINK」は、
低軌道に配置された小型衛星を活用してインターネットを提供する新しいサービスです。

image:KDDI

簡単に言うと、宇宙に浮かぶ衛星からインターネットを利用するので、離島や山奥なんかでもアンテナさえ設置すれば、どんな場所でもインターネットが利用可能ということです。

実際に設置した場所で速度を計測してみたところ、

なんと下り速度(インターネット上からデータを取得する際の速さ)が185Mbps!!
これほどの速さなら、高画質の動画視聴オンラインゲームなども余裕で楽しめますね。

弊社では年間約1~2現場ほど、圏外になる現場が存在しますが、
今後は「STARLINK」の活躍により、どんな現場でも業務のデジタルトランスフォーメーション(DX化)が進むことを期待しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

DXを通して、建設業の楽しさを伝える!
入社9年目
現場業務のDX化、建設業の魅力発信を主な業務として行っております。
弊社の取組についての情報を発信していきます。

コメント

コメントする

目次